CASE
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大堀相馬焼と料理の出会いが、浪江の食文化の豊かさを描く

  • クライアント:
    福島県浪江町
  • 製品:
    美味しい大堀相馬焼
  • 地域:
    福島県浪江町
  • 国内外販路開拓・マーケティング戦略
美味しい大堀相馬焼

山、川、海を有する浪江町は、米、玉ねぎ、イチジクなどの農産品や、請戸漁港のしらす、カレイなど豊かな農産物を誇る食の宝庫。浪江町大堀地区に伝わる350年の歴史を誇る福島県の伝統的工芸品「大堀相馬焼」は、青ひび、駒の絵、二重焼きなどの特徴を有し、生活のなか使いやすい器として多くの人に愛され続けてきた。

「大堀相馬焼」を通して、浪江の豊かな食文化を発信することはできないか。浪江産の食材の魅力と安全性を発信するために、大堀相馬焼の器を使った食のイベントを開催し、インフルエンサーが魅力を発信する「美味しい大堀相馬焼プロジェクト」がはじまった。

「銀座 重松」一夜限りのスペシャルディナー

浪江産食材と大堀相馬焼の器を使ったスペシャルディナーが行われたのは、東京・「銀座 茂松」。腕をふるうのは、浪江町出身であり、ミシュラン一つ星を獲得した料理人である松原茂之氏。浪江町のブランド玉ねぎ「浜の輝(はまのかがやき)」と請戸漁港から水揚げされた白魚を使った「玉ねぎそうめんと白魚の唐揚」、相馬産「ヒラメのお造り」や、相馬産の北寄貝をつかった「ホッキ飯」など、贅を凝らした一夜限りのコースがふるまわれる。

お酒のペアリングをするのは、双葉町出身である「髙崎のおかん」の髙崎丈氏。高崎氏は、日本酒の繊細な温度調整を行い食材との最高の相性を生み出す。限界まで薄く挽いた極薄の口作りで、酒の繊細な味を感じることができる「iki」など、いかりや窯、京月窯、栖鳳窯、半谷窯、休閑窯、松永窯、陶吉郎窯の選りすぐりの器は、酒や食材のうまさを引き出す立役者となる。


大堀相馬焼×日本酒
https://youtu.be/EQe-ZB5M4U4?si=eAtdDa6Ek9L2EACb

大堀相馬焼×和食
https://youtu.be/z9gewRNpBQ4?si=DNkFwMvbTD2MQOvH

大堀相馬焼×フレンチ
https://youtu.be/wc4SErJ3vq0?si=uQ7VVQGtQighz3zI

インフルエンサーの施策
https://youtu.be/Is5pEkffG-w?si=I3YtJ_oJbQG6qx-0

伝統を掛け合わせることで、新しさを見いだす

大堀相馬焼と浪江産食材の出会いは、新しい取り組みであったとともに、長い間育まれ続けてきた浪江の食文化の豊かさに立ち返る時間でもあった。伝統的な価値が出会う場をつくることで、これまでにない新しさが見いだされていく。それは、ガッチ株式会社が「伝統創生」を通して、つくりたい未来のひとつだ。

これまでの成果

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