私たちについて

( ABOUT )
私たちについて

伝統(古くから続くもの)を創生する(新しくつくる)という矛盾に挑む、プロフェッショナル集団

「日本の伝統的価値を世界に広めたい」

そんな強い想いが芽生えたのは、東日本大震災がきっかけでした。

当時、私たちは中国・東南アジア圏で
ヘルスケア関連の事業を展開していましたが、
震災の影響で、代表松永の家業でもある故郷の大堀相馬焼の危機に直面し、帰国。
その再興のための、企画・製造・販売事業に乗り出しました。

まさに崖っぷちの家業を再生させるため、先代とも協議して商品設計や
販売手法を大胆に見直し、日本国内にとどまらず全世界に向けて発進しました。
周囲からは賛否両論ありましたが、世界のマーケットから好意的に受け入れられ、
他の産業とも結びつきながら、少し前には想像もできなかった価値の広がりが生まれました。

切実な問題を抱えてあえぐ日本の伝統工芸・産業を再興させていくためには、
受け継がれてきた価値を守るだけでなく、
ものづくりの真価をビジネス/クリエイティブの両面から
革新・創生していく必要があります。

私たちは各分野のプロフェッショナルと共に、
多様な解釈・表現を歓迎し、未知の販路に挑戦し、新しい担い手発掘に取り組んでいます。
そして、世界各国からの日本への強い関心を日々肌で感じています。

「伝統創生」を合言葉に、共に人々の感性に響く真のものづくりを探究しませんか?

松永 武士(まつなが たけし)
ガッチ株式会社 代表取締役
松永窯四代目

松永 武士(まつなが たけし)

1988年、福島県浪江町生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。明治43年に創業した大堀相馬焼の窯元に生まれる。もともと家業を継ぐ予定はなく、大学在学中にガッチ株式会社を起ち上げ、中国・東南アジアを中心にヘルスケア関連事業を展開。しかし、東日本大震災で被災し途絶えようとしていた大堀相馬焼の現実を無視できず、日本の伝統的なモノづくりの価値を、広く世界に発信したいと強く思うようになる。海外での事業は軌道に乗せた後、売却し、拠点を日本に移動。ガッチ株式会社の事業を「伝統的産業」を扱う商社・メーカーへと転換し、家業の窯元の4代目としても活躍する。エマ・ワトソンやグラミン銀行のムハメド・ユヌスも参加する「One Young World Summit」Japan Ambassadors、AERA「日本を突破する100人」に選出。