【大堀相馬焼】SAKEの力でコロナに勝つ! 福島県双葉町「ジョーズマン2号」×福島県浪江町「大堀相馬焼」のクラウドファンディングがスタート

当社が製品開発から製造、流通、小売などの業務支援を行っている窯元「大堀相馬焼 松永窯」(福島県西郷村)のオリジナル酒器が、消毒用の高濃度アルコールを製造するためのクラウドファンディングプロジェクト「SAKEが世界を救う!」の返礼品に採用されたことをお知らせします。

▼クラウドファンディング「SAKEが世界を救う!」: https://camp-fire.jp/projects/view/282036

■コロナで相次ぐ居酒屋の休業を受け、酒蔵の経営はかつてない危機に

新型コロナの感染拡大を受け、居酒屋をはじめとする飲食店は長期間にわたり休業や時短営業を余儀なくされました。それに伴い、焼酎や日本酒などの販売量も壊滅的に激減。多くの酒蔵が未曽有の危機に直面しています。

そこで、熱燗を愛する居酒屋「ジョーズマン2号」と「大堀相馬焼 松永窯」がタッグを組み、クラウドファンディングにて焼酎の蔵元を支援するプロジェクトを始動しました。上げた利益は、120年にわたって麦焼酎を醸す株式会社天盃(てんぱい)が、コロナ禍で需要が高まっている高濃度アルコールをつくる資金に活用。居酒屋・酒蔵・酒器の窯元が集結し、コロナに負けずにSAKEの未来をつなぎます。

▼株式会社 天盃|公式サイト:https://www.tenpai.co.jp/

■震災後に福島から東京に移転した、日本酒ペアリング居酒屋が酒器を監修

クラウドファンディングの返礼品の目玉のひとつが、「大堀相馬焼 松永窯」のオリジナル酒器です。大堀相馬焼は、江戸時代元禄期から続く福島県浪江町の伝統的工芸品。青磁色の焼物の表面に広がる細かなひび割れ「青ひび」や、2つの器を重ねて形成する「二重焼」構造が特徴です。見た目の美しさとともに、保温・保冷効果の高さもあり、長きにわたって愛され続けています。「大堀相馬焼 松永窯」は、もともと福島県浪江町に窯を構えていましたが、震災後は福島県西郷村に窯を移して焼物の製造・販売を続けています。

▼ 大堀相馬焼 松永窯|公式サイト:http://soma-yaki.com/ 

酒器のラインナップは、お猪口2種、豆皿、徳利(2合)、杯台。「日常を豊かに!」をテーマに、「ジョーズマン2号」店主の高崎丈(じょう)さんの監修のもと開発しました。「ジョーズマン2号」は、熱燗にこだわった日本酒ペアリング居酒屋。もともと福島県双葉町で営んでいましたが、東日本大震災後、東京の三軒茶屋に場所を移して営業を続けています。

▼ ジョーズマン2号|公式サイト:https://www.joesman2go.com/ 

どの酒器も、日本酒をより美味しく楽しく飲めるように、サイズや素材など細部まで徹底的に追求。お猪口を置いて楽しむ杯台には、大堀相馬焼の特徴である「波の上の千鳥」柄をあしらいました。いずれも白を基調としたシンプルなつくりで、誰にでも好まれるデザインです。

左から、豆皿・徳利・お猪口(椀型)・お猪口(平杯)・杯台

■お燗が学べるペアリング教室や、出張お燗付けなどユニークなコースが目白押し

クラウドファンディングでは、酒器に加え、「ジョーズマン2号」で使えるお得なお燗券やお店の貸切券、お燗の方法を教えてもらえるペアリング教室、出張お燗付けなど、多彩なコースを用意。1000円~10万円のコースの中から希望に合わせて選ぶことが可能です。100万円を目標に、2020年7月15日(水)までプロジェクトを継続してまいります。

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